ブキ性能の変更は、毎回勢力図が塗り替えられますので非常に重要です。
ということで今回は、「バージョン.3.2.0(2018年7月13日)」でのブキの変更点について、まとめたいと思います。強化されたブキ、弱体化されたブキという感じで分けていきます。
メインウェポン編
・ボールドマーカー系
※「地面への塗り範囲拡大」と「ガチホコバリアへの与ダメージ約10%増」
元々地面への塗りは強く、ムラ無く塗れるブキですので更新前後を比較してもそれほど効果は実感できません。対物ダメージ増加ではなく、なぜガチホコバリアだけダメージ強化されたのかは謎ですね。
恐らく、射程の短いブキですのでガチホコバリアの割り争いで敗れた場合に「ほぼ巻き添え死する」ので、そのリスクを軽減するための措置ということでしょう。今後は相手チームにだけボールドマーカー系がいた場合に脅威となるかもしれません。
・わかばシューター系
※他のブキと比較してインクタンク1.1倍となりました。今回の「目玉(?)」です。見た目がペットボトルが出る以前のお茶の容器(昔の駅弁についていた)みたいなのに変わりました。
個人的には「スプラトゥーン1」の時からの愛用ブキなのですが、最近はほとんど使っていませんし、残念ながら、この強化でも使用率が上がることもないでしょう。
インクタンクが大きくなったのですが、ボムのインク消費量は70%という風にパーセンテージで決められていますので、むしろ「わかばシューター」と「もみじシューター」は他のブキよりもボムの(パーセンテージではなく実量として)インク消費量が多いブキとなったのです。
「わかばシューター」はどちらかというと「ボム」がメインのブキですので、インクタンクが大きくなったメリットが受けられないというのは惜しいです。
・シャープマーカー系
※ジャンプ射撃がブレなくなりました。今後は、ブラスター系ブキのように「シャプマ」もジャンプ撃ちが主流?
・プロモデラー系
※「地面への塗り範囲拡大」。元々地面への塗りは強いですが、ボールドマーカーに比べるとムラがあります。更新前後を比較してもそれほど効果は実感できません。
・ノヴァブラスター系
※ジャンプ直後の射撃のブレを約20%軽減。ブラスター系ブキは爆風ダメージを与えられますので、ジャンプ撃ちすることによって相手のエイムをズラしながら倒すというのが基本です。ノヴァブラスター系は射程が短いので使用率が低いです。そのための強化でしょう。
・L3リールガン系
※射撃中の移動速度が約11%UP。これは体感できる強化です。
・H3リールガン系
「1トリガーで発射される3発をすべて命中させて倒した時にピシューンと鳴る」と「カベ塗り強化」です。音が聞きたいので使用率アップ?(何の強化やねん)
・ボトルガイザー系
※「弾を連射し始めるまでの時間が1/10秒短縮」。キル速が「0秒60」から「0秒50」になりました。
・ローラー系
※最高速度でローラーを転がしているときのインク消費量が約33%減。現在のローラーはほとんどコロコロしません。アプリでバトル終了後の塗りポイントを見ても塗りのブキではありません。つまり、運営側は本来ローラーは塗りのブキだと思い出させようと考えているのだと思います。
ただ、この強化で「じゃあ、コロコロしよう」とはならないと思いますが、、、
・スクイックリン系
※空中・地上で同じチャージ速度になりました。使いませんので、よく分かりませんw。
・リッター4K系
・4Kスコープ系
※フルチャージ状態でガチホコバリアに対して与えるダメージが約15%増。恐らく、これらのブキが味方にいた場合は、ガチホコバトルでの勝率が低いのでしょう。その原因は、これらのブキの移動速度またはチャージの速度が遅いので、ガチホコバリアの割り争いに勝てないというデータがあるのだと思います。
・ハイドラント
※フルチャージ状態で35.0から40.0に、それ以外の状態で28.0から32.0にダメージが増加。どちらも確定数が同じなので、なんのための強化なのか分かりません。後者は、相手がインクを踏んだことによって40ダメージを受けていれば2確となりますが、、、。
・スパイガジェット
※「キル」または「アシストキル」を取った瞬間に新品の傘が復活。これは強いです。
・ラピッドブラスター系
・Rブラスターエリート系
※爆発ダメージを与える範囲の半径が約6%縮小。前回「ホットブラスター系」に行われた弱体化と同様です。最近のガチヤグラはブラスター系ばかりですので、止むを得ずかもしれません。
・クーゲルシュライバー
※空中やインク切れ状態でのチャージ速度が約33%遅くなりました。大人気ゆえに弱体化、、、。
・デュアルスイーパー系
※射撃によるインク消費量が約20%増。20%はデカすぎです。連続射撃時間は「9秒96」→「8秒23」となりました。
サブウェポン編
・ポイントセンサー
※初速を約21%速くして、飛距離を伸ばしました。飛距離は試し撃ち場の白線3本分から4本分に強化されました。これは「サブ性能アップ」のギアパワーでいうと「メイン1個分」の強化です。
・ロボットボム
※インク消費量が70から55%に軽減。追尾する最長時間を1.5秒間短縮。爆発ダメージを与える範囲が半径を約7%縮小。
強弱織り交ぜた変更です。投げられる個数を増やした分、殺傷能力が減らされたということです。
スペシャルウェポン編
・マルチミサイル
※「一体ロックオン時はミサイル10発を一斉に発射し、それらが目標の周囲に散らばって着弾」
「二体ロックオン時はミサイル5発をそれぞれに発射し、1発ごとの発射間隔を短縮」
「スペシャル性能アップのギアパワーで塗り範囲拡大」
「ガチホコバリアをロックオン可能」
「ガチホコバリアに与える1発あたりのダメージが約50%減」
「ロックオンされている時に何発飛んでくるのか分かりやすくなった」
「マルチミサイル」は、ロックオンする相手が多いほど良いという風潮から、どうしても自陣奥で立ち回る人が出ます。人によっては「リスポーン地」に戻ってマルチミサイルを撃つとか。
そういう立ち回りをする人(ミサイルマン)がいると、前線が常に数的不利になって形勢が悪くなります(チャージャーが嫌われる理由も同じ)。今回の調整で、ロックオンが一体や二体でも打ち損じとならないと風潮が生まれることを願います。
・スーパーチャクチ
※着地時の塗りの範囲を拡大するとともに、塗りの隙間を減らしました。そもそも浮いている間に撃ち落されれば着地できませんがw。「スプラトゥーン3」では、この「スーパーチャクチ
」を「受け身術」や「ステルスジャンプ」に代わるギアパワーにして欲しいです。スペシャルウェポンと呼ぶには弱すぎでしょう。
・ジェットパック
※着地点のマークを見つけやすくし、タイミングもわかるようになりました。まぁ、使い始める場所に気を付けようということですね。
スペシャル必要ポイント
.96ガロンデコ 190→180
ホットブラスターカスタム 180→190(ジェットパック)
クラッシュブラスター 170→180(ハイパープレッサー)
クラッシュブラスターネオ 170→180(マルチミサイル)
ラピッドブラスターデコ 180→190(ジェットパック)
バケットスロッシャー・ヒーロースロッシャー レプリカ 180→190(マルチミサイル)
スプラスピナー 180→190(マルチミサイル)
クーゲルシュライバー 190→200(ジェットパック)
スプラマニューバー・ヒーローマニューバー レプリカ 180→190(マルチミサイル)
スプラマニューバーコラボ 190→200(ジェットパック)
デュアルスイーパー 180→190(マルチミサイル)
デュアルスイーパーカスタム 190→200(アメフラシ)
クアッドホッパーブラック 170→190(スーパーチャクチ)
総評
いつものように使用率の低いブキの強化、使用率が高いブキの弱体化ということです。
今回の調整を見ると、スペシャルウェポンでは「ジェットパック」の使用率が高く、「マルチミサイル」や「スーパーチャクチ」の使用率が低いことが分かります。
サブウェポンなら、「ロボットボム」と「ポイントセンサー」の使用率が低いのでしょう。個人的にも最近はほとんど使っていません。
要するに、バランス重視の調整がなされているわけですが、毎回強いブキ・弱いブキが生まれます。
個人的には、「マルチミサイル」と「ロボットボム」が強化されたということで「N-ZAP89(通称:赤ザップ)」を使ってみたい気持ちになりました。「マルチミサイル」でガチホコバリアだけをロックして割ったり、投げやすくなった「ロボットボム」でオクト・エキスパンションの裏ボスのような立ち回りをしてみたいのですが、果たして流行るでしょうか?
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